山形県山形市

N H K 大河ドラマ「功名が辻」は夫・山内一豊が土佐24 万石の大名に なることを実質的にプロデュースした妻・千代が主人公でした。千代の内助の 功にまつわる話は様ざま残っていますが、最も有名なのが「名馬伝説」です。

信長の家来であった一豊がまだ身分が低く貧しかった頃、城下に見事な馬を売 りに商人が来ました。その見事な馬を誰もが欲しがりましたが値段が高くてと ても買えません。一豊もその一人。それを千代に愚痴っていると、千代は黄金 10 枚のヘソクリを出してきたのです。これで買いなさいと。

一豊は名馬を手に入れました。その後、軍事パレードがあり一豊の名馬を信長 が目にしました。馬に目がない信長は小身でありながら武士の心得を忘れない 一豊を激賞。無骨さだけが取り柄のような地味な存在の一豊が信長の目にとま り、出世のきっかけとなったのです。 このことが夫をたてる内助の功といわれているのですが、私は人情論ではなく 戦略論でこの伝説をとらえています。千代は「一豊が器は大きいのに出世でき ないのは、存在が地味だから。だったら家中で評判が広がる仕掛けをしよう」 と機会を狙っていたのではないでしょうか。


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